【福山校】広報若竹11月号

2023.10.31
福山校

5年生へのメッセージ

11月12日、2回目の附属オープンが行われます。附属オープンは難しいテストです。そう簡単には満点を取ることはできません。しかし、必ず解ける問題もあるはずですから、自分が解けると思った問題を、確実に解いていきましょう。問題文を読んでいないために間違ったという声をよく聞きます。この間違え方は皆さんの意識ひとつで改めることができますから、普段からしっかりと問題を読むことを心がけてください。テストのときだけそれをしようとしても、なかなかできるものではありません。次に、特に難しいと思われる算数についてですが、計算間違いをしないように気を付けてください。計算間違いを減らすためには、問題を解いて練習していくしかありません。テストまでにまだ時間がありますから、今までに習った単元の計算練習をしていくことをお勧めします。

来年、5年生の皆さんは6年生になり、受験生になります。1年後に自分の夢を実現させるためにも、今から頑張っていきましょう。皆さんの健闘を祈ります。(小5担当)

6年生へのメツセージ

11月12日(日)に広大附属オープン模試が行われます。このテストに向けて何をしていけばよいでしょうか? 現在、毎週土曜日に過去問模試を行っていますので,これを活用しましょう。同じ問題でよいので今までの過去問模試を繰り返し復習していく、こういった学習が非常に有効です。それでは各科目別に一言アドバイスしておきましょう。

国語は、文章を読むときに「客観的に読む」ということが大切です。もし筆者の主張が自分の考えと合わなかったとしても、「この人はこういう考え方なんだな」という読み方を心がけてください。設問については、問題の問い方を正しく読み、「適切でないものを~」「○○字以内で」「解答らんに合うように」などの指定があった場合には、設問に線を引きながら読むようにしてください。また、本文と照らし合わせて、根拠となる部分に印をつけながら解答していくようにしましょう。漢字については、普段の「国語力」が試されます。日常的に使っている言葉がどんな漢字からなる熟語なのか、日常生活から学習していくことを心がけましょう。

算数は、計算力、注意力、思考力が試されます。できるはずの計算を間違えないことや、同じ問題でもなるべく簡単な解き方を使うこと、一見面倒に思える内容にもねばり強く取り組むことなどが必要となります。また、方針をたてたり、絵をかいたり、表などにまとめたりして、自分にとってわかりやすくすることが大切です。問題の意味が読みとれないときは、大切な部分のみ書きだしてみるとか、試しに様子をかいてことをやっていきましょう。それから、意外と多いミスが、問題の問い方と答え方がかみあっていないミスです。「答えが出た!」と思ったときがいちばん油断しているときです。今一度問題の問い方を読んでから答えるよう心がけましょう。

理科は、学校の教科書をながめておくことが大切です。あせらず心にゆとりをもって眺めてみてください。新たな発見があるのではないでしょうか。また、記述問題や絵をかく問題が多いのも附属入試の特徴です。教科書に「注意!」と書いてあることを読み取っていったり、当たり前のことを実際に絵にかいて確認してみたりするとよいでしょう。

社会も、学校の教科書をながめておくことが大切です。折れ線グラフや棒グラフ、キーワードなど、こちらも新たな発見があるのではないでしょうか。過去問をやってみるとわかると思いますが、「語句を知っていれば解ける」といった問題ではなく、ひとつひとつのことに対して深い理解や思考力が必要とされます。「なんとなく」ではなくこだわりをもって選択肢を選べるよう、学習していきましょう。

今後の目標は、1つ1つの期末テストや模試よりも、志望校の入試問題の出題形式や傾向に慣れていき、どういった内容がどういった形式で出題されているのか吸収し、それに対して個人個人がどうアクションをおこしていくかがカギとなります。ただ勉強すればよいというわけではなく、目的意識をもつことが先で、こちらのほうがむしろ大切です。どのテストも出題範囲が広くなっていますから、「ちょっと勉強したらぐっと成績が上がる」などということもなく、勉強の成果が目に見えづらくなってくる時期ですが、しっかり目標を見すえて学習していきましょう。(小6担当)

中3年生のメッセ一ジ

11月13日(日)は広大附属オープン模試を行います。対象は広大附属福山高校合格や誠之館高校上位合格を目指す生徒です。もちろん福山校の生徒だけでなく、他校舎の生徒や各校舎一般生も参加します。附属入試では、各科目とも「附属ならではの考えさせる問題・問われ方」で出題されます。本模試内容は若竹塾の講師が附属入試を研究し、今年度の入試を想定した予想問題として作成しました。中学範囲は逸脱しませんが、受検生の思考力を見る附属入試傾向に合わせた「考えさせる問題」も盛り込んでいます。このような出題傾向に対応するために、若竹塾の中3生は各科目対策を始めている頃です。納得できる得点はまだまだ出にくいと思いますが、本番の入試まであと約2カ月半~約3カ月あります。この期間があればいろいろな学習ができます。講師陣も今回の模試結果をふまえ、附属受検を希望する生徒を1人でも多く合格に導くために、今後何をどのようにやるべきかを的確に指導していきます。受検料は無料です。合格可能性つきの個人成績表も出ますから,塾生以外の友達もどんどん誘って、是非得点を競い合ってください。期待しています。模試当日は感染対策をしっかりと行った状況での実施となります。(中3担当)